登山家/冒険家 大蔵善福さん
2015年7月9日
私がEPIを使い始めたのは1977〜8年頃からで、当時のBPストーブは今も持っています。
今、個人で使っているのはREVO-3700、クッカーはATSチタンクッカーTYPE3 M/Lです。
主に1〜3日の山行でのコーヒー紅茶等、湯沸しに使っています。ポイントは火力が強くてコンパクトに収納できるところ。
ヒマラヤでは特に最終アタックキャンプで良く使っています。その時に気をつけることは、あまり寒冷に放置しないこと、パッキンのOリングなどが寒さで硬化し、 ガス漏れをおこしてしまうから。ストーブヘッド、ボンベなどはテント内に保管をするのが良いです。
EPIには、寒冷地用ボンベの充実と、ボンベ残留量の表示をどうするか?という部分を解決してくれることを期待しています。
プロフィール
おおくら・よしとみ ‘51生まれ 登山家/冒険家
‘71年ヨーロッパアルプス初挑戦、’79年世界初のヒマラヤ・ダウラギリ三山縦走。‘86年エベレスト北壁 厳冬期最高到達地点〔8450㍍〕を記録。その他チョ・オユー(8201㍍)、シシャパンマ(8008㍍)、マナスル(8163㍍)、チョモランマ(8848㍍)、冬期北朝鮮白頭山など登頂。国内初登攀記録多数。また冒険カヌーでは瀬戸内海初横断(’78)、黒部川上ノ廊下初下降(’81)朝鮮海峡横断(’88)がある。’90年からはアラスカ大学国際北極圏研究センターリサーチリーダーを勤め、マッキンリー「風の研究」に26年通う(登頂24回)。研究は ‘00年第三回秩父宮記念山岳賞を受賞する。 日本ネパール協会、認定NPOピークエイド、NPO山の自然学クラブ等の役員を勤める。著作「エベレストのぼらせます(小学館)」他多数。ミズノアウトドアスクール校長ほか、好日山荘登山学校等の講師も勤める。